近年、人気が高まっている平屋。ご夫婦で暮らす年配の方だけでなく、若い子育て世代にも注目されています。
1階だけでコンパクトに暮らせるため家事動線がラクだったり、家族の様子が分かりやすい点もメリットのひとつ。段差をなくしてバリアフリー化しやすく、将来的に年をとったときにも安心です。
そんな、平屋を「おしゃれに建てたい!」というみなさまのために、外観やインテリアの実例や間取りなどもご紹介していきます。
おしゃれな平屋の外観デザイン
直線を効かせて、かっこよくスタイリッシュに仕上げる
横のラインを意識して、大地と一体化するようなデザイン。直線的なフォルムでかっこよく仕上げ、色の組み合わせで変化をつけました。
木目部分が、目隠しの役割とともにデザインにもなっています。
屋根の形状や素材で、和モダンに仕上げる
斜めの屋根と瓦を思わせる素材を使うことで、モダンな外観に和の雰囲気をプラス。落ち着いたグレーの外壁や玄関アプローチの床材も、ほどよく和の雰囲気を醸し出しています。
ナチュラルな雰囲気も漂う、アメリカンスタイル
細長い板を重ねながら貼っていく「ラップサイディング」の外壁や、窓のデザインなどでアメリカンスタイルに仕上げています。明るい白の外壁など、色使いもアメリカンテイストに見せるポイント。
木目を生かしたデザインには、ナチュラルな雰囲気も漂います。
室内の空間を広く見せるポイント
「勾配天井」で天井に高さを出す
天井を斜めにすることで高さを出す「勾配天井」。2階建てのように吹き抜けをつくることができない平屋でも、空間に開放感を出すことができます。梁を見せてアクセントにしたデザインにすれば、見た目もおしゃれな印象に。
高窓を設けて、採光を確保することもできます。
ロフトで縦の空間を有効に活用
ロフトを設ければ、平屋でもちょっぴり2階建て気分が味わえます。空間を有効活用し、スペースが広く使えるのもポイント。ロフト部分はお子様用のスペースにしたり、趣味の空間にしたり、収納に使ったりとライフスタイルに応じて様々に活用できます。
ウッドデッキやテラスをリビング前に設ける
2階がない分、面積に限りがある平屋。1階だけで必要な部屋を全て収めねばならず、間取りには工夫が必要です。
例えば、リビングの広さが気になるときは、リビング前にウッドデッキやテラスを設けるのも一案。リビングと一体で使えるようにすれば、空間に広がりを出すことができます。
洗濯ものを干すのに使ったり、家族や友人で集まってバーベキューをしたり、鉢植えなどを置いたり、使い方も様々です。
セミオープンキッチンにして、LDKを一体で使う
キッチンカウンターの壁を最小限にし、LDK全体が見渡せるようにすれば、空間を広く感じさせることができます。キッチン上部にペンダントライトを設置すれば、インテリアのアクセントにもなります。
ペットと暮らす平屋の工夫
犬が出入りしやすいプランに
ワンちゃんがお部屋の中と外をスムーズに出入りできるよう、ペットルーム前にウッドデッキを設置。ウッドデッキ横には足洗い場も設けています。
梁をキャットウォークとして利用
ネコちゃんを飼っている場合は、梁を見せた天井デザインとし、この梁をキャットウォークとして活用することも可能。上記事例では、LDKの壁にネコが梁に上るためのステップを設置しています。
梁が空間のアクセントにもなり、インテリア性も兼備。
ライフスタイルに応じた、平屋の間取り
LDKを中心に広がる間取りで、 家族の様子がよく分かる
LDKを通って各部屋に入る動線なので、廊下の面積が省け、それぞれの部屋が広くとれます。 家族のコミュニケーションもとりやすいプランです。
■ 4LDK/建築面積 99.37㎡(30坪)
LDKから各部屋や水回りへとつながる、LDKが中心の間取り。 子供部屋を3つ設け、リビングも広めにとっています。 広めのウォークインクローゼットや家事室も設けて機能面にも配慮。
■ 2LDK/建築面積 77.43㎡(23.42坪)
リビングを通って、夫婦の寝室や子供部屋へとつながる動線。それぞれの部屋にウォークインクローゼットを設置し、収納力も備えています。
LDK前にはウッドデッキをプラスし、空間の広がりを演出。
プライバシーにも配慮して、独立した部屋を設ける
家族の様子が分かりやすいのが平屋のメリットでもありますが、中には「プライバシーも適度に保ちたい」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな場合は、リビングを通らずに入れる部屋を設けたプランにすることも可能です。
■ 4LDK/建築面積 91.09㎡(27.50坪 )
夫婦の寝室は LDKを通って出入りし、子供部屋は玄関ホールから直接出入りできる間取り。子供の年齢が高くなってきても、それぞれのプライバシーが保て、勉強が妨げられるといった心配もありません。
キッチン横が洗面室なので、家事動線が効率的。LDKに面した収納もついています。
■ 3LDK/建築面積 77.01㎡(23.25坪)
夫婦の寝室、子供部屋ともに玄関ホールから直接出入りできるパターン。LDK横には和室を設け、建具を開けてリビングと一体で使ったり、客間として使ったりできます。
広い土地のある岩手県は、平屋が建てやすい
最近はコンパクトな平屋の人気が高まっていますが、そうはいっても、平屋を建てるには、ある程度の土地の広さが必要。その点、私たち株式会社スマイヴのある岩手は、広めの敷地も多く、平屋に適した地域といえます。
スマイヴでは平屋のご依頼も多く、豊富な設計・施工実績があります。これまで ご紹介してきた実例も全て当社のものです。
当社では、こだわりの注文住宅の「ル・テソロ」、ローコストな企画型住宅の「レスモア」の2ブランドを展開していますが、どちらにおいても平屋は人気。
より自由度の高い家づくりがしたい方には注文住宅、ご予算を重視したい方には企画型住宅がおすすめです。
企画型住宅のレスモアは、平屋であれば50プランからの選択制としたり、仕様の工夫によってコストを抑えていますので、低価格であっても見た目はおしゃれなデザインに仕上げることができます。
レスモアでは、一関に平屋専門店も展開
平屋の新築一戸建てを取り扱うレスモア一関店は、イオン一関店の向かいにあり、気軽に立ち寄っていだたきやすい立地。まずはお気軽に、相談にお越しいただければと思います。資金に不安のある方は、ローンのご相談にもお応えします。